【伊勢崎市】「いせさき銘仙の店 華々」×「共愛学園前橋国際大学学生チーム」から生まれた新マスコットが入賞!

きぬたん

写真提供:華々さま・がんとぶ。さま

“伊勢崎絣を知らないなんてもったいない!”「共愛学園前橋国際大学」の学生さんと、「いせさき銘仙の店 華々-HANABANA-」さんの共同開発で生まれた、銘仙ぬいぐるみマスコット(カプセルトイ)「きぬたん」が、京都大学で開催された「第24回 ユースエンタプライズ トレードフェア」において見事入賞、表彰されました!

きぬたん

写真提供:華々さま・がんとぶ。さま

地元の特産品を生かした雑貨や食品の開発や、身近な課題解決に取り組む全国の学生たちが、日頃の成果やビジネスプランを発表しあい、実際に販売・交流する実践見本市である「ユースエンタプライズ トレードフェア」。起業家精神を育むことを目的としたイベントとして、度々話題になりますね。

きぬたん

華々さまにて撮影 がんとぶ。の皆さんと華々高山さん

2024年12月、第24回となるトレードフェアに参加した、共愛学園前橋国際大学のチーム「がんとぶ。」の皆さんは、群馬県、そして伊勢崎市の伝統工芸品である伊勢崎絣(いせさきがすり)を若い世代に広め、後世に繋いでいくことを目的とした事業内容が評価され、キラッと光るセンスや美的感覚・ストーリー性があったチームに贈られる”ジュエリープティ賞”を受賞。

きぬたん

写真提供:華々さま

可愛らしい柄を生かし、若い世代に親しまれるアイテムとして誕生したぬいぐるみマスコット“きぬたん”は、50年から100年前の併用絣の伊勢崎銘仙のハギレを用いて、ひとつひとつ心を込めて手作りされているんですよ。同じ形も柄もない、世界に一つというキャラクター性と、ガチャガチャという何が出てくるかわからないワクワク感、若い世代にも親しみやすい価格設定が人々の心を掴み、注目を集めました。

きぬたん

写真提供:華々さま・がんとぶ。さま

12月のトレードフェアを最終目標に、まちなかのイベントにも参加してきたきぬたんガチャ。着物以外のふれあいがある場所ということで、9月に本町通りで開催された「いせさきまつり」でもお披露目され、華々さんのお店の前にて賑わったガチャガチャは、普段着物やいせさき銘仙に触れ合いのない方や、小さなお子さんにも大好評!あっという間に完売、大成功を納めたそうです。

きぬたん

写真提供:華々さま・がんとぶ。さま

その後、学内の文化祭や、市内の大型ショッピングモール「スマーク伊勢崎」さんでのイベントにもガチャガチャを設置し、きぬたん事業をアピール。授業の一環としてスタートしたこの取り組みは、群馬というキーワードを取り入れ、伝統工芸品である伊勢崎絣の魅力を伝えることで認知度向上に貢献、多くの人に評価されてきました。

華々

学生さん達の取り組みをぜひ知ってもらえたらとお声かけいただき、「違う世代と力を合わせて、新しい視点で銘仙を見ることができ、お互いに自分たちの目線では気づくことができなかった出会いがあった。頑張っている子がいることで、普段の自分以上の力を出せた。」とお話ししてくれた、華々ご店主の高山さん。

華々

出会いは学生コンビの突撃だったのだそう。共同開発の始まりを思い出しながら、”面白そう”という気持ちを基準に、大切にしていると話すその笑みには、銘仙、がんとぶ。のメンバー、そしてきぬたんへの愛が詰まっていました。学生さん達のエネルギーと、銘仙を通して人々を包み込むその温かな人柄が、伊勢崎の新たな名物を生み出したって素敵ですね。

きぬたん

2025年3月現在、華々さんにはきぬたんから派生した新たなマスコット、”だるまみきぬたん”が並びます。起き上がりコボシになっただるまみきぬたんは、上毛かるたの札「め(銘仙織出す伊勢崎市)」のひらがな入り!ボリュームも縁起も満点のきぬたんです。

きぬたん

写真提供:華々さま・がんとぶ。さま

伊勢崎絣・いせさき銘仙をきっかけに、「社会×学生」のコラボレーションが実現した今回。この取り組みはここで一区切りとなるそうですが、きぬたんの意思を受け継ぎ、引き継ぐ話も出ているそう。また可愛らしいガチャガチャに出会える日が楽しみですね。若きチャレンジャーのこれからにも注目です!

いせさき銘仙の店 華々-HANABANA-はこちら↓

ほのすけ

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